サプリメントとは? |
サプリメントはなぜ必要? |
日本のサプリメントの位置づけ |
サプリメントと薬の境界線 |
日本と海外のサプリメントの位置づけ |
サプリメント(supplement)とは、「ダイエタリー・サプリメント」(Dietary
Supplement)を略したもので、英語で「補う」という意味です。 サプリメント先進国のアメリカではDSHEA法 という法律により、「ハーブ、ミネラル、ビタミン、アミノ酸などの栄養素を1種類以上含む、栄養補給のための製品」と定められ、食品と医薬品の中間に位置するものとして明確に定義されています。 一方日本では明確な定義はなく、サプリメントも食品の一部とされています。つまり、野菜や果物と同じ位置づけなのです。 |
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サプリメントは普段の食生活で足りない栄養素を補うためのものです。 食事からすべての栄養素が摂取できればサプリメントは必要ではなくなっていきますが、現代人には食生活の問題や食品自体の問題により、必要な 栄養素すべてを普段の食事から摂取するのは難しい状況です。 そこでなぜサプリメントが必要なのか3つのポイントでまとめてみました。 【ポイント1:食生活の変化】 もともと日本人は、野菜・大豆・魚を積極的に摂取していたので、健康長寿の国とされていました。 |
【ポイント2:生活スタイルの変化】 現代人はあらゆるところでストレスを抱え、それにより微量な栄養素は常に消費されています。 |
【ポイント3:食品自体の問題】 化学肥料や農薬の使用などにより、土地(土)そのものの栄養が落ちています。そのため、そのやせ細った土地で作られた食物も栄養が少なくなっています。 |
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日本の法律では、人が口から摂取するものは「食品」か「医薬品」のどちらかとなります。 これらはそれぞれ、「食品衛生法」と「薬事法」により以下のように定められています。 |
医薬品とは・・・(薬事法より)
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食品とは・・・(食品衛生法より)
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つまり、サプリメントは普段の食事から補うためのものなので、 病気の治療や予防を目的としているものではないため医薬品ではなく食品とされています。 ↓↓↓ そのため、医薬品(薬事法で定められていないもの)でないものは 「~に効果がある。」 「~の予防になります。」 などの表記をすることができません。 |
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前述で述べたとおり、サプリメントは医薬品ではなく、食品であると説明しましたが、同じ植物なのに部位によって食品とされるもの、医薬品となるものがあります。 例えば「センナ」は、茎部分は食品として認められていますが、実や葉の部分は医薬品として指定されています。 |
食品と認められるもの | 医薬品として使用されるもの |
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現在はこのように区分されていますが、「医薬品」が「食品」と認められたり、逆に「食品」とされていたものが「医薬品」に移ることもあります。 例えば、2001年にはコエンザイムQ10が医薬品から食品に変更され、現在は最も人気が高いサプリメントの素材として知られています。 |
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アメリカでは、1994年に「サプリメント健康・教育法」(DSHEA法)という法律により、サプリメントは「ハーブ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養成分を1種類以上含む栄養補給のための製品」と定義されました。 アメリカでは、サプリメントは「食品」と「薬」の中間的な存在としてはっきり定義されていますが、日本ではそのような法律はなく「食品」として分類されます。 サプリメントの中には、外国では「医薬品」として扱われるのに、日本では「食品」つまりサプリメントとして用いられている原料があります。 例えば、リラックス系サプリメントの「セントジョーンズワート」は日本ではサプリメント素材として使用されますが、ドイツでは医薬品として扱われています。また、マリアアザミ、ブルーベリーなども同様です。 日本やアメリカでサプリメントとして扱われるハーブ類がヨーロッパでは医薬品として扱われるということが多くあります。 日本ではサプリメント・健康食品の位置づけがはっきりと定義されていないため、様々な情報に惑わされたり、誤った理解をしてしまうことも問題となっています。 一人一人が消費者として、選ぶ目を養う必要が出てくるのです。 |
アメリカはサプリメント大国と言われるくらいサプリメントが普及しています。 日本にも海外のサプリメントが大量に輸入されています。 では、なぜアメリカではこれほどにサプリメントが一般的なのでしょうか? まず、日本とアメリカでは医療制度に違いがあります。 |
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