◆アマランサスの説明
アマランサスは、ヒユ科ヒユ属の一年草の総称で、およそ60種類あります。穀物としてだけではなく、観賞用、染色用、野菜用と広く利用されます。
メキシコからアンデスにかけて原産する種は、紀元前5000年ごろの遺跡にも痕跡が見られるほど古い作物で、インカ文明の重要な食物でした。
アマランサスの葉は、栄養価が高く、鉄、カルシウム、ビタミンCが豊富で、タンパク質も多く含まれています。また、穀物では不足しがちなリジン、メチオニン、フェニルアラニンなどの必須アミノ酸を多く含むことも特徴の一つです。
リジンとメチオニンは、体内の肝臓、腎臓、脳などでカルニチンに合成され、細胞内でエネルギーのもととなる脂肪酸をエネルギー工場であるミトコンドリアに運び込みます。そのため、カルニチンが不足すると脂肪酸はエネルギーとして使われず、体内に脂肪として蓄積されます。
カルニチンは細胞内で脂肪酸と結合してアセチルカルニチンになりますが、低下すると慢性疲労の原因になります。アマランサスは、このアセチルカルニチンの原料となるリジンとメチオニンを多く含むため、脳の疲労を癒すと言われています。
≪摂取方法について≫
通常の穀類と同じで食事で摂取できます。穀物アアレルギー、小麦アレルギーの代用食にもなっています。 |
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