● カプシエイトとは? |
カプシエイトは、トウガラシに含まれる成分です。
構造上はカプサイシンと類似しており、エネルギー代謝を亢進させますが、辛みによる刺激が少ないので、体への負担が軽減されるとして注目されています。
カプサイシンはトウガラシの辛み成分で、ダイエットに良いとして注目されました。
カプサイシンは交感神経を刺激して、脂肪分解ホルモンともいわれるアドレナリンの分泌を促進し、体脂肪の分解と燃焼を促進します。
アドレナリンが放出されると脂肪分解酵素のリパーゼが活性化し、エネルギー代謝が盛んになり、脂肪が燃えやすくなります。
トウガラシには古くから、抗菌作用や健胃作用、体を温める作用があるとされ、疲労回復にも役立つと言われており、料理に用いることにより、デトックス作用も高まります。 |
● 唐辛子の食べ方 |
唐辛子は大きく入っている方が辛そうなイメージがあります。
しかし、実は小さく切るほど辛味が増します。種のまわりの内壁の部分に強い辛味があります。
また、辛味成分は油に溶け出しやすいので、油で唐辛子を炒めて辛味を移してから取り出し、油だけを使う方法もあります。 |
● 唐辛子のいろいろ |
■ししとう(獅子唐辛子)
「ししとう」は、唐辛子の中でも比較的甘みのある品種のものです。
甘みのあるものが多いですが、やはり唐辛子の仲間ですから稀に辛みの強いものもあり、食べてから気がつくこともあります。
成熟すると、唐辛子と同じように赤い色になりますが、食用とする時は緑色の状態のものを食べます。
「ししとう」という名前は、獅子の頭に果実の先端が似ているという理由で呼ばれるそうです。
■ハバネロ
激辛ブームに乗って「ハバネロ」という名前のお菓子や食べ物が販売されています。
「ハバネロ」は、世界一の辛さを持つとされている唐辛子です。
しかしハバネロは辛いだけでなく、柑橘類の香りもあるのです。 |
● カプシエイトの摂取法 |
トウガラシの脂肪燃焼作用が高まるのは、食べてから2時間後あたりからです。
食べてすぐの30分間は、炭水化物を燃やす力が高まっています。
唐辛子は、料理の味付けなどでも使われ、美容やダイエット料理として韓国料理も人気になっています。 |
● カプシエイトを摂取できる食品 |
カプシエイトを含むサプリメントが市販されています。
カプサイシンを摂取できる成分はこちらから。 |
● 摂取の注意点 |
カプシエイトの脂肪燃焼作用の効果を十分に得るには、10g程度のトウガラシ(カプシエイト量400mg)を食べなければならず、これだけの量を摂取すると胃の粘膜を荒らしてしまう原因となるので、食べ物からの摂取は注意が必要です。 |
● カプシエイトのレシピ紹介 |
ピーマンのキンピラ
【材料】
・ピーマン…4個 ・赤唐辛子…1本 ・サラダ油…大さじ1 ・だし汁…大さじ2
・みりん…大さじ1 ・しょうゆ…大さじ1/2
【調味料】
・だし汁…1/2カップ ・酒…大さじ1 ・砂糖…大さじ1 ・しょうゆ….小さじ2
・酢…大さじ1
【作り方】
(1) ピーマンを縦に1/4に切り、一口大のサイズに切る。
(2) 赤唐辛子を小口切りにする。
(3) 鍋にサラダ油をひき、ピーマンと赤唐辛子を入れて中火で炒める。
(4) ピーマンと赤唐辛子を軽く炒めたら、だし汁を加えみりんとしょうゆで味付けし、やわらかくなるまで炒める。
(5) 盛り付けて出来上がりです!
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