ヒアルロン酸

◆ヒアルロン酸の説明

人の組織は、組織と組織の間を埋めているムコ多糖と呼ばれる物質によって守られています。
そのムコ多糖の一種、ヒアルロン酸には保水力があり、保水量はヒアルロン酸自身の重量の約6000倍、つまり1ｇで6リットルもの水分を抱え込むほど保水力が高いという特徴があります。
ヒアルロン酸は、動物性食品の皮や骨、関節に多く含まれ、細胞組織の構築、細胞外液の水分調節、潤滑剤、傷を治すなどの働きをします。
また、体内の細胞を活性化し、必要な栄養素を必要な場所に運ぶ働きや、活性酸素の除去や細胞の劣化防止に役立ち、女性にはアンチエイジングの成分として注目されています。

≪摂取方法について≫
鶏の皮や魚などに多く含まれますが、普段食べにくい部分なので食事での十分な摂取は難しいので、サプリメントで摂取することが望ましい。
摂取量目安量は定められていませんが、医薬品では、１日２４０mgと上限量が定められています。

≪成分が多く含まれている食品≫
鶏の皮、鶏冠、豚足、フカヒレ、軟骨

●1日上限量(18～69歳) ・・・なし
●1日推奨量または目安量(18～69歳) ・・・なし
※日本人の食事摂取基準[2005年版]による

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