◆菊イモの説明
菊イモは、キク科の多年草で、塊茎が食用や飼料にされるほか、果糖の原料に用いられます。菊イモの主成分であるイヌリンは、数十個の果糖(フルクトース)がつながった多糖類ですが、ヒトが持つ酵素では消化吸収できない糖質なので、血糖値の急な上昇を抑える働きが期待でき、糖尿病の予防に良いとされています。
また、イヌリンは腸内で分解されて、果糖の数が少なくなったフルクトオリゴ糖となり、これが腸内の善玉菌のエサとなるため、整腸作用や便秘解消にも良いと言われています。
≪摂取方法について≫
イヌリンは水溶性なので、調理する際は水に長時間さらさないようにする必要があります。
あまり生の菊イモは見かけませんが、錠剤やお茶などのサプリメントで摂取できます。妊娠中や授乳中については安全性のデータが十分でないので使用は避けたほうがいいと言われています。 |
イヌリンを多く含む植物には、菊イモやチコリ、ゴボウ、アーッティチョーク、タンポポがあります。
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