◆マリアアザミの説明
マリアアザミは、地中海原産のキク科の一、二年草で、南欧から北アフリカ、アジアまで広く分布している機能性ハーブです。日本でも渡来植物として見られ、初夏に紫色の花を咲かせます。
英語名をシルクシスル(シスルはアザミの意)といい、欧州では昔から母乳不足を補う薬草として使われてきました。また、葉をサラダにしたり、茎や根を漬物にして日常的に食しています。
また、マリアアザミは、肝臓を強化する働きがあることも古くから知られてきました。ドイツで、種子に含まれるシリマリンというフラボノイドが有効成分だと特定され、治療薬としても認可されました。
肝機能強化のほか、抗酸化、強壮、利尿などの働きもわかっています。
最近では、成分の解析ができるようになり、シリビン、シリジアニン、シリクリスチン、イソシリビニンなどで構成されていることがわかり、中でもシリビンは、抗酸化が強く、アンチエイジングの作用を持つとしてさらに研究がすすめられています。
≪摂取方法について≫
ドイツではシリマリン含有量70~80%のマリアアザミエキスだけが医薬品として認められていますが、日本では名称の表示はあるが、有効成分の含有量表示が統一されていません。 |
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