◆ノニの説明
ノニ(トウチュウカソウ)とは、コウモリガの幼虫に菌類(麦角菌の仲間)が寄生し、養分を吸収して体内に菌核を充満させ、夏季に子実体(植物の花にあたる部分)を伸ばしたものです。虫体をつけたまま採取して、陰干しにして利用します。
生薬の辞典では、厳密にはコウモリガに寄生したもののみをノニといい、そのほかの虫に寄生したものは虫草といいます。日本では虫草を含めて、ノニと言っています。
ノニは、鎮静作用、免疫機能の強化、滋養強壮、エネルギー代謝を高めるなどの効能が伝えられています。ノニエキスを飲むことにより、疲労物質の乳酸や、代謝産物であるピルビン酸の上昇が抑えられるという結果も発表されています。
また、筋肉を動かすATP(アデノシン三リン酸)は、ノニエキスを摂り続けることにより増加するということもわかっています。
≪摂取方法について≫
果実をそのまま絞ってジュースにしたものや、産地伝統の製法で果実を熟成発酵させた飲料などが販売されています。
ノニ独特の臭いがあるので、苦手な人はグレープフルーツなどの他のジュースと割って飲みやすくしてお飲み頂けます。
妊娠中の摂取は控えたい成分です。 |
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