● シジミとは? |
シジミは昔から民間療法として使用され、二日酔いの朝はシジミのみそ汁が良いと言われてきました。
肝機能に働くシジミの主な成分は、アドノシン、タウリン、メチオニン、シスチンで、腸内で脂肪を分解するときに必要な胆汁の流れをスムーズにする役割があります。
また、鉄やカルシウム、亜鉛なども多く含まれ、これらが相乗的に働くことで肝機能を回復させ、肝臓を丈夫にします。さらに、ビタミンB群も豊富に含まれ、B12により貧血や集中力の向上に関わります。
また、イノシトールというビタミン様物質も肝臓に良いとされ、肝臓に脂肪が定着するのを防ぎ、肝機能の低下を防ぐ枠割があります。 |
● 二日酔いに良いシジミ汁 |
二日酔いの朝はシジミのみそ汁が良いのは、シジミにバランス良く含まれる必須アミノ酸のおかげです。
アルコールを飲み過ぎると、アルコールの解毒をする肝臓の肝細胞が損傷を受けます。
必須アミノ酸は、肝細胞の主成分であるたんぱく質を合成し、修復してくれるのです。
また、アミノ酸のタウリンが、肝細胞の再生をうながしたり、肝臓の解毒作用を活発化させる働きもあります。
さらに、シジミは低脂肪で消化・吸収が良いので、肝臓への負担も小さくすむのです。 |
● シジミの摂取法 |
調理によってはビタミンB12が煮汁に流れ出てしまうので、身を食べるより、味噌汁などの汁を飲む方が効果的です。 |
● 摂取の注意点 |
鉄分の多い食品なので、ウイルス性肝炎の人は注意が必要です。 |
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