◆シソの説明
シソ科の一年草であるシソ(エゴマの変種)の原産地は、東インド、中国南西部で、東洋の温帯地方で広く栽培され、食用・薬用に利用されています。薬用としての利用部位は葉と種子で、陰干しにして使われます。
シソは、古くから発汗作用、胃の働きの促進、利尿作用に優れているといわれ、栄養価の高い葉として食卓にあがります。シソの葉と種子は多種類のフラボンを含み、主要なものにアピゲニン、ルテオリン、シソニンなどがあります。
種子は、リノレン酸、ステアリン酸、パルミチン酸などを含む油脂、特異な芳香の精油を含みます。
変種であるシノのもとにあたるのがエゴマで、このエゴマから抽出される油には必須不飽和脂肪酸のα-リノレン酸が70%ほどの割合で含まれています。
このα-リノレン酸には、悪玉コレステロールの酸化を防いで動脈硬化を予防する働きもあります。
≪摂取方法について≫
シソ油は体に良いですが、過剰に摂取すると油なので肥満につながります。また、酸化しやすいので加熱調理ではなく、常温やサラダなどのドレッシングにするのが効果的です。
|
|
Copyright© ナマサプリ All rights reserved.