パントテン酸カルシウムとは、ビタミンB群のパントテン酸とカルシウムが結合した物質です。
働きはパントテン酸によるものとほぼ同じで、カルシウムは含まれていますが、僅かなためカルシウムの栄養源としては期待できません。
パントテン酸にカルシウムが結合することで、水に溶けやすくなり、吸収が良くなります。
パントテン酸とは、脂肪を分解してエネルギーを作り出したり、必要な脂質やアミノ酸などを体内で作り出すのに必要な成分です。昔はビタミンB5と呼ばれました。パントテン酸は、天然の食材を食べていれば不足することはなく、あらゆる生き物の体内にたくさん含まれています。 |